2019
01.24

今年の年賀状のデザイン

日記

こんにちは。

弊社の今年の年賀状のデザインは…
花札の「猪」を使ったデザインでした。
シルバーの箔押しもキレイな仕上りになりました。

毎年、定形ハガキのサイズを遥かに超えるサイズで年賀状を作成させていただいておりまして、
少々邪魔に感じられることもあるかと存じますが、
感謝の気持ちとご多幸をお祈りする気持ちの大きさの現れ‥‥
と、受け止めていただけましたら幸いでございます。










おまけ

ところで、この「花札」…いったいいつ頃から存在するのか??
気になって調べてみました。

花札が日本の歴史の登場するのは「かるた」の登場よりも後の時代。
そもそも「花札」は「かるた」の代用品として親しまれるようになったとのことでした。

ではその「かるた」ですが、
「かるた」は安土桃山時代にポルトガルから日本の九州へ南蛮渡来品と共に渡ってきたとのこと。
語源はポルトガル語で「カード」を意味する「Carta」、現代でいうカードゲームとして伝わりました。

日本は戦国時代の最中でしたが、
戦陣の武士たちにとっては貴重な娯楽となり、大変流行したそうです。
しかし、「かるた」が賭け事に用いられるようになった為、
1597年、四国・土佐の長曽我部元親は「博打歌留多諸勝負令停止」によって賭博かるたを禁止しました。

しかし、かるたの流行はさらに勢い増し、
1600年代に入る頃には「かるた」は武士たちだけの娯楽にとどまらず、広く町民から一般庶民へと広まり、
大衆娯楽として親しまれると同時に「賭博」としての「かるた」は様々な社会問題を引き起こすようになり、
1648年、幕府は「かるた禁止令」を発布しました。

これによって「賭博かるた」は幕府によって禁止されましたが、
図案やデザインを変えながら「賭博」として水面下では愛され続けていました。
18世紀になるころには賭博かるたが再び大流行したため幕府は「教育かるた」以外の「賭博かるた」を全面的に禁止しました。

そしてついに、

「かるた」の全面禁止によって生み出されたのが「花札」の原型である「花かるた」です。
「かるた」の図案デザインの中で重要な役割を担っていた「数字」を表記せず、
1~12の数字を1月~12月の季節を表すデザインで表現することで、数字を使った図案の規制をくぐりぬけた‥‥と。

クリエイティブですね!

ここまで調べて、ふと、思い出したことがあるのですが、
私自身が小学生のころに花札を見て、または誰かに花札の遊び方を教わった時の…

「花札って分かりにくい」という感覚。

これはそもそも、デザインから数字等を取り除いて分かる人にだけ分かるデザインで作られているからなんですね。
それと同時に、花札に抱いていた漠然としたアウトローなイメージは賭け事のツールだったから。。。

なるほど。

この何十年か…「花札」について考えたことも調べたことも無かったので良い機会でした。