2010
03.18

佐用町の元気をアピール 龍野北高デザイン科4人、試作品披露

デザインに関するニュース

昨年8月の台風9号豪雨で甚大な被害を受けた佐用町の元気ぶりを全国にアピールしようと、町と白壁の町並みが残る平福地区の「道の駅平福」(岸本紀夫社長)が依頼していた観光ポスターの試作品が完成。16日、デザインを担当した県立龍野北高デザイン科の4人がさよう文化情報センターでプレゼンテーション(企画、提案の説明)を開いた。

4人は馬野未紗樹さん、上谷佳穂さん、尾崎玉枝さん、辻梓さん(いずれも2年生)。シャクナゲや大名行列を配した「平福編」4枚と、ヒマワリの花や朝霧を取り入れた「佐用編」4枚の計8枚を試作した。また、佐用高の生徒会が考案した「09年夏を忘れない。濁流(だくりゅう)が町を襲ったこと。大切な人を失ったこと。人の温かさを知ったこと。そして『佐用町はみんな家族だ』と感じたこと」のキャッチコピーもポスターの一部に書き込んだ。

プレゼンテーションで馬野さんらは「佐用にしかない自然や特色に加え、水害があったことも忘れないようにデザインした」と説明した。

今後は町と話し合って各編1枚にまとめ、観光ポスターに仕上げるという。岸本社長は「素晴らしい出来栄えだ。平福地区のPRにも役立つだろう」と話していた。

(毎日jpより抜粋)
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