2011
08.29

オリンパスホール八王子など「グッドデザイン賞」候補に-公開2次審査に出展

デザインに関するニュース

今年4月に開業したオリンパスホール八王子(八王子市子安町)や戸吹スポーツ公園(戸吹町)などが、本年度の「グッドデザイン賞」の候補に選ばれた。

「Gマーク」で知られる「グッドデザイン賞」は日本産業デザイン振興会(港区)が主催。携帯電話などの情報機器から文具、調理道具、車、住宅、都市計 画、サービスなどさまざまなデザインを対象とする。「今は『適正』が問われている時代。デザインの概念は日々変わるが、今年の応募作品は特に変わったと感 じる」と審査委員長を務めるプロダクトデザイナーの深澤直人さん。今年は約3200点の応募が寄せられ、約1000社、2000点を超える作品が1次審査 を通過した。

広域八王子圏からは八王子市、多摩市などの行政のほか、京王電鉄(多摩市関戸1)、GEヘルスケア・ジャパン(日野市旭ケ丘4)、コニカミノルタテクノ ロジーセンター(さくら町)などが応募。JR八王子駅南口の再開発ビル「サザンスカイタワー八王子」内に開業した新市民会館「オリンパスホール八王子」や 市の「戸吹最終処分場」の跡地を利用した総合運動公園「戸吹スポーツ公園」、多摩市立唐木田コミュニティセンター(多摩市鶴巻)などの今年開業した公共施 設も応募した。

新市民会館については、設計を担当したNTTファシリティーズ(港区)が主体となって応募。市学園都市文化課の担当者も、「受賞ということになれば大き なPRになる」と期待を込める。公開2次審査も兼ねて、8月26日から東京ビッグサイト(江東区)で行われた「グッドデザインエキスポ2011」の会場で は、工夫を凝らした新市民会館の場内のほか、エントランスからホールに続くホワイエやリハーサル室、ビュッフェカウンターなどのデザインを紹介するパネル を展示し、審査員や客への訴求を図った。

このほか、首都大学東京(南大沢)との共同研究で生まれた電子楽器「フレクトリックドラム」、GEヘルスケア・ジャパンが医療機関向けに取り扱うポケットタイプの超音波画像診断装置「Vscan」なども2次審査に挑んだ。

「グッドデザイン賞」は10月3日、「グッドデザイン大賞」を含めた各賞は11月上旬に、それぞれ発表される予定。

八王子経済新聞より引用
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