女性の視点で商品チェック　「大商ｄｅモニターイベント」

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大阪商工会議所と大阪市の中小・ベンチャー支援拠点「大阪産業創造館」（産創館、大阪市中央区）は２０日、主婦やＯＬなど女性消費者が中小企業の商品・サービスをチェックするイベント「大商ｄｅモニターイベント」を同館で行った。女性の声を商品開発やサービスに生かすのがねらいで、大商と産創館が共催でモニターイベントを行うのは今回が初めて。この日参加した約２００人のモニターは、出展企業の商品に鋭い“女性の眼”を光らせていた。

同イベントは「マーケティング調査にコストがかけられない」という中小企業の課題に対応した。今回出展したのは大商の会員企業１２社。女性モニターは産創館のホームページで募集した。

会場には女性向け筆記用具や靴の中敷き、アクセサリーなどを展示。女性モニターは、商品を実際に手にとって、感想や意見をアンケート用紙に書き込んだり、担当者に質問したりしていた。

化粧品メーカーのコスモプロダクツ（大阪市中央区）は、開発中のハンドクリームのサンプルを２種類用意。「今回のモニター調査の結果を参考に、いずれかの商品を今年５月にも販売したい」（企画開発部の伊藤健太郎さん）としている。

同イベントは２月に産創館が単独で開催。３月にはりそな銀行と産創館が共催する。

（産経ニュースより抜粋）